東京ミッドタウンは、次世代を担うアーティストやデザイナーの発掘、応援を目的とした「東京ミッドタウンアワード2015」を開催する。8回目の開催となる今回は、アートコンペとデザインコンペの2部門を設ける。デザインコンペでは、受賞後の商品化のサポートにも力を入れており、過去の受賞作品である「歌舞伎フェイスパック」は2014年度グッドデザイン賞を受賞。クリエイターにとっては夢に一歩近づく機会となるコンペティションだ。
アートコンペでは、自由なテーマ設定で東京ミッドタウンに展示するアートの募集を行う。グランプリ受賞者にはユニバーシティー・オブ・ハワイのアートプログラムへの招致、各受賞者には「六本木アートナイト」内のプログラムの「ストリートミュージアム」での作品展示の機会を提供する。また、デザインコンペでは「おもてなし」をテーマに、日本のモノ作りに革新をもたらすような若手デザイナーのアイデアを募集。グランプリ受賞者には、最先端のデザインに触れる機会として、4月に伊・ミラノで開催される「ミラノサローネ国際家具見本市」に招待。同見本市に出展する「東京ミッドタウンアワード」のブースには、過去のデザインコンペ受賞作品から「富士山グラス」や「歌舞伎フェイスパック」などの商品化された作品が展示される予定。3月20日から東京ミッドタウンオフィシャルサイトで応募用紙をダウンロードできる。
■東京ミッドタウンアワード2015
・アートコンペ
応募期間:5月1?21日必着
テーマ:自由
賞金:グランプリ100万円、準グランプリ50万円、優秀賞10万円
・デザインコンペ
応募期間:6月26日?7月27日必着
テーマ:「おもてなし」
賞金:グランプリ100万円、準グランプリ50万円、優秀賞30万円、審査員特別賞5万円