H&Mグループのスウェーデン発「コス(COS)」は今年参加5年目となるミラノサローネ国際家具見本市で、建築家の藤本壮介(SOSUKE FUJIMOTO)とコラボレーションしたインスタレーションを展示する。同ブランドは近年、ネンド(NENDO)やスナーキテクチャー(SNARKITECTURE)などと協業したインスタレーションを展示。今年は、ミラノ中心部の元映画館で発表を行う。
藤本のミニマリズムやネガティブスペースの境界を超えた革新的なデザインが「コス」のビジョンと共通するという事で、今回のコラボが成立した。藤本は「コス」の最新コレクションをインスピレーション源に、「相互作用」や「空間認識」をキーワードにインスタレーションをデザイン。「光の森をイメージソースに、かつての劇場にオマージュを捧げる目的でスポットライトを使用した。スポットライトがファッションとスペース、森をつなげる接点になる」とコメントしている。展示の会期は4月12〜17日。