アプリ開発やウェブメディア事業を手掛ける「Labit(ラビット)」は6月25日、コーヒースタンドを併設した書店「ブックラボ トーキョー(BOOK LAB TOKYO)」を渋谷にオープンする。「つくる人を応援する」をコンセプトに、料理本をはじめ、IT分野の技術書やデザイン本、建築本など実用的な専門書の新刊を約1万冊取りそろえる。
214.5平方メートルの店内には、席の一部に「文章を書く人のための席」として、落ち着いた書斎のような空間を用意。さらに、ハンドドリップコーヒーやクラフトビールを提供する40席のカフェスペースを併設し、全席にコンセントを完備。7月からは無料でWi−Fiが利用できる。また、店舗を貸し切ることができ、書店空間を利用したイベントも開催可能だ。
同店は、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」を活用し資金を調達。鶴田浩之Labit代表は「渋谷で働くひとりの20代の起業家として、知らない本と出合うことで、クリエイティビティが刺激されるような本屋を作りたいと強く思うようになった。オーナーのし好が詰まった小さな本屋でもなく、大型書店でもないが、1年後にごく当たり前のように存在している"中型書店"でありたい。気軽に立ち寄ることができ、『良いアイディアが生まれる』書店を目指す」とコメント。
■「BOOK LAB TOKYO(ブックラボ トーキョー)」
住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル1号館
営業時間:8:00〜24:00(6月30日までは10:00〜22:00)