「アンダーカバー(UNDER COVER)」のブランド設立25周年を記念した展覧会「ラビリンス・オブ・アンダーカバー(LABYRINTH OF UNDERCOVER)"25 year retrospective"」が10月10日から12月23日まで、東京・初台の東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。日本の美術館では初の展覧会開催で、初期から最新作まで25年間のコレクションルック中から約100点を展示すると共に、ショー映像やブランドの世界観を象徴するドールや絵画などの作品を揃える。
メインになるコレクションルックの展示では、フェルトの貼り合わせでコレクションを構成した2005-06年秋冬の"Arts and Crafts"や、ダークな世界観に走った"バット・ビューティフル"期の最終章である06-07年秋冬の"GURUGURU"、4シーズンぶりのパリでのショー発表でダーク・ファンタジーを表現した13-14年秋冬の"ANATOMICOUTURE"など、ターニングポイントになった作品群が並ぶ。加えて、ショーを一時休止してドールクリーチャーの"GRACE"を主役に制作した09年春夏の写真集からの作品や、11年春夏にデザイナー高橋盾が生み出した架空のヒーロー"UNDER MAN"が登場するなど、コンセプチュアルなブランドの魅力を紹介している。
■LABYRINTH OF UNDERCOVER"25 year retrospective"
会期:10月10日(土)?12月23日(水)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2)
時間:11:00?19:00(金・土は20:00まで/最終入場は閉館30分前)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入場料:一般1200(1000円)、大高生800(600)円、中学生以下無料(カッコ内は15名以上の団体料金。