ジョルジオ アルマーニ ジャパンが特別協賛する写真展「時代を挑発した9人の写真家たち TOKYO 1970 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS 9」が10月5日からアルマーニ/銀座タワーで開かれる。29日まで。
同展は、有田泰而、沢渡朔、須田一政、立木義浩、寺山修司、内藤正敏、細江英公、森山大道、渡辺克巳という９人が1965〜75年に撮影した写真を展示している。
キュレーターを務めた長澤章生によると、この時代は眼前の風景を見えるままに切り取る報道写真から、意思を持ったそれぞれのカメラマンがメッセージを伝えるために写真を撮り始めた時代。高度経済成長時代という勢いのある日本を舞台とした、強いメッセージを持ったカメラマンによる作品からは、圧倒的なパワーが感じられる。銀座の路上生活者や新宿の風俗業に携わる人々など、被写体も独特のオーラを放っている。
4日には、沢渡、立木、内藤、森山が出席した記者会見が開かれた。4人は70年前後を「いろいろなことが刺激的だった青春時代。東京自体が一つの劇場のようだった」などと振り返った。
入場料は800円(前売りは600円。小学生以下無料)。29日まで無休。
■TOKYO 1970 by Japanese photographers 9
会期：10月5?29日
時間：11:00?20:00（平日）、11:00?18:00（土日祝）
場所：アルマーニ / 銀座タワー 9階 イベントホール
入場料：800円（小学生以下無料）
展覧会キュレーター：長澤章生
出品作家：森山大道、寺山修司、立木義浩、沢渡朔、須田一政、内藤正敏、有田泰而、細江英公、渡辺克巳
■沢渡朔によるポートレート撮影会
内容：沢渡朔にポートレートを撮影してもらい、後日サイン付きのプリントをプレゼント。
日程：10月5日
時間：12:00~18:00
会場：アルマーニ／銀座タワー 9階
定員：30人
料金: 3万円
■須田一政とぶらぶら歩き ?撮影&講評会?
内容：須田一政と一緒に、神田、人形町、銀座を歩きまわりながスナップ撮影を行ない、後日参加者と一緒に講評会を実施。
日程：10月12、20日
時間：13:00?16:00（12日）、19:30?21:30（20日）
会場：アルマーニ／銀座タワー 9階
定員：30人
料金: 1万5000円
■森山大道作品のシルクスクリーンワークショップ
内容：「写真よさようなら」シリーズから、未公開作品の絵柄をTシャツにシルクスクリーンで印刷。
日程：10月19、20日
時間：11:00~18:00（19日）、11:00?17:30（20日）
会場：アルマーニ／銀座タワー 9階
定員：各日100人
料金: 1万円
■内藤正敏×中沢新一 トークセミナー
内容：「都市の中の異界」をテーマに、内藤正敏と中沢新一によるトークセミナー。
日程：10月20日
時間：14:00?15:30
会場：有楽町朝日ホール
定員：300人
料金：3000円（展覧会入場券付）
