東京都美術館は10月11日?12月14日まで、企画展「ウフィツィ美術館展」を開催している。イタリア・フィレンツェのウフィツィ美術館が所蔵する約80点を展示。「ヴィーナスの誕生」で知られるサンドロ・ボッティチェリをはじめ、アンドレア・デル・サルト、ヤコポ・ダ・ポントルモ、アーニョロ・ブロンズィーノら、15?16世紀のルネサンス期に活躍した画家による作品を一堂に公開する。目玉は、34年ぶりに来日を果たすボッティチェリの「パラスとケンタウロス」や初期から晩年までの9作品だ。
ウフィツィ美術館は、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やボッティチェリの「春(プリマヴェーラ)」など多くのルネサンス期名画を展示するイタリアの国立美術館。かつてダ・ヴィンチやミケランジェロら多数の芸術家を支援したメディチ家が所有していたオフィス(イタリア語でウフィツィ)で、ヨーロッパ最古の美術館の1つとして知られている。
■ウフィツィ美術館展
会期:10月11日(土)?12月14日(日)
住所:東京都台東区上野公園8−36