彫刻家の名和晃平が、大阪のGallery Nomartで個展「garden」を開催している。名和晃平が同ギャラリーで個展を開くのは約3年半ぶり。
同展では、植物をモチーフとした有機的なフォルムの彫刻作品「Flora」の新作や三次元モデリング技術を用い、実在するモチーフを流動性のある三次元局面で再構成した「Trans」シリーズに加え、近年集中的に制作している、絵具の自重のみで描き出すペインティング「Direction」の新作を展示。異なったシリーズの大小の作品をランダムに配置し、様々な感覚を喚起している。会期は5月11日から6月8日まで。
名和晃平は国内活動に留まらず、メトロポリタン美術館の東洋部ジャパニーズ・ギャラリーやヴィクトリア国立美術館のメインエントランスホールにて作品展示されるなど、海外からも高い評価を得ている。6月には2年越しの長期プロジェクト巨大彫刻「Manifold(マニフォールド)」を韓国で発表する。
■名和晃平 個展「garden」
会期:2013年5月11日?6月8日
時間:13:00-19:00
会場:Gallery Nomat