東京を活動拠点としたクリエイティブカンパニーの東京ピストルと不動産サイト「東京R不動産」を運営するスピークが共同で、下北沢の高架下に飲食店「ロングヴァクァン(long va quan)(仮称)」とイベントスペース「下北沢ケージ」を8月にオープンする。京王電鉄が進めている井の頭線高架橋化工事の一部完了に伴い、利用可能となった高架下空間を3年間の期間限定で有効活用する事業「下北沢高架下プロジェクト(仮称)」の一環。下北沢のこれからのオープンスペースの在り方を問う実験的なプロジェクトを始める。
飲食店「ロングヴァクァン」は、アジアの屋台からインスピレーションを得たカジュアルな食堂酒場。屋内には約35席の客席と立ち飲みスペース、屋外のケージ空間には、約40席の客席を用意し、アジア屋台料理を中心としたドリンクとフードを提供する。金網フェンスに囲まれた面積約200平方メートルのスペース「下北沢ゲージ」は、通常は公園として開放し、夕方から夜にかけてはナイトマーケット(夜市)を開く予定。さらに、食やセカンドハンドのマーケット、アート、スポーツなどのイベントスペースとしても貸し出す。