ファッション

“眼”をモチーフにした岡本太郎の作品約50点が集まる企画展が岡本太郎記念館で開催

 東京都・南青山の岡本太郎記念館は、7月2日〜9月28日まで、企画展「岡本太郎の目玉」を開催する。「視る」(年代不明)、「顔、顔、顔」(1989年作)、「頭でっかち」(年代不明)などの岡本太郎が描いた"眼"をモチーフとした作品約50点を展示するほか、岡本太郎自身の墓にもなっている「若い夢」を模した"目玉"グッズなども販売する。

 岡本太郎は生涯にわたって生命の有り様を描き、中でも"眼"を「宇宙と合体する穴」として捉え、多くの作品のモチーフにしている。同展では、目玉の作品で壁面を埋めつくし、"眼"の発する力を体感できる空間を作り上げる。

 岡本太郎記念館の平野暁臣・館長によると、岡本太郎は油絵ではよくモチーフになる静物や富士山を描かず、特にギョロっとした眼ばかりを描いたという。

■岡本太郎の目玉
日程:7月2日(水)〜9月28日(日)
場所:岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)
時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は開館)、保守点検日
入館料:一般620円(520円)、小学生310円(210円)
※カッコ内は15人以上団体料金
ギャラリートーク:7月23日(水)、8月13日(水)、9月11日(木)の14時から20分程度(予約不要、日程は変更の場合あり)

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