不動産会社のリビタは6月25日、横浜・みなとみらいの造船ドック跡地「横浜ランドマークタワー ドックヤードガーデン」に、シェアスペース「ぶかつどう(BUKATSUDO)」をプレオープンする。原宿・神宮前の複合シェア施設「ザ・シェア(THE SHARE)」、港区海岸のクリエイティブスポット「タブロイド(TABLOID)」などを手掛けた同社が、今回は「大人の部活が生まれる、これからの街のシェアスペース」をコンセプトとしたスペースを提案する。グランドオープンは今年10月を予定している。
「ぶかつどう」は、利用者同士が対話しながら場を作り上げていくスペースだ。施設内にはシェアキッチンやミラー壁面を備えたスタジオ、アトリエ、ミーティングルームのほか、会員制のワークラウンジやコミュニティ活動のための「部室」、誰でも立ち寄ることができるコーヒースタンドが設置される。「部活」やコミュニティが生まれるきっかけとして、ワークショップや講座も随時開催する予定だ。
「ぶかつどう」は、横浜市芸術文化振興財団が推進する「ドックヤードガーデン活用事業」の一環として、横浜市と協業する公民連携プロジェクト。クリエイティブディレクションには下北沢の書店「ビーアンドビー(B&B)」や読書用品ブランド「ビブリオフィリック(BIBLIOPHILIC)」を手掛ける「ヌマブックス(NUMABOOKS)」、アートディレクションにはリップスライムのCDジャケットを始め、あらゆる領域で活動する「グルーヴィジョンズ(groovisions)」と、数々のクリエイターがディレクションに携わる。