ファッション誌「ギンザ(GINZA)」(マガジンハウス)の誌面で、2003年に休刊した同社刊行の少女雑誌「オリーブ(Olive)」が復活した。5月12日発売の同誌6月号「ファッション雑誌を読みましょう」特集の企画として実現。1985年から20年近く「オリーブ」に携わったスタイリストの大森�l佑子が全面協力し、2014年版「オリーブ」を表現した全10ページを載せた。
?
「オリーブ」は1982年に男性誌「ポパイ(POPEYE)」のガールフレンド版として創刊された雑誌。83年に「ポパイ」から独立し、その読者層は「オリーブ少女」と呼ばれるなど、ファッションとカルチャーを織り交ぜた独自の世界観で人気を誇り、一時代を築いた。「ギンザ」6月号で実現した「オリーブ」の誌面は、「17歳の私へ オリーブが教えてくれたこと」というタイトルのもと、「フランス」「映画・アート・小説・音楽」「仕事案内」「恋愛・結婚」「光と闇」「女友だち」「わたし」「未来へ」という「オリーブ」のエッセンスに沿った8つのテーマのスタイリングが登場。特集の最終ページには大森が「いまなお、くっきり記憶に残る景色(ヴィジュアル)」と断言するバックナンバーのページ写真が掲載されている。