「メゾン・エ・オブジェ」は、年2回(1月・9月)にパリで開催されるインテリア・デザインの見本市だ。日本貿易振興機構(ジェトロ)は、クール・ジャパン戦略の一環として、これまで1月展に日本企業を集めたブース「J STYLE+」を出展してきたが、今回から9月展の出展に変更する。9月はパリ・デザインウィークの開催時期でもあり、さらなる集客を見込む。
今回の「J STYLE+」はセレンディピティをテーマに、家具から、玩具、生活雑貨、バッグなどのメーカー15社が参加する。浜野京・日本貿易振興機構 生活文化・サービス産業部長は、「日本のモノ作りの素晴らしさをアピールし、メーカー、クリエイター、ユーザーが双方向で意見を交換できるプラットフォームにしたい」と意気込む。
なお、「メゾン・エ・オブジェ」は、国際化戦略の一環で、2014年3月にシンガポール、2015年にアメリカで開催予定だ。