ファッション

“コーヒー界のApple” 焙煎したてのコーヒーを提供する米サンフランシスコ発「ブルーボトルコーヒー」が日本上陸

 米カリフォルニア発のカフェ「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)」は2月6日、海外初出店となる日本1号店「ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ」を東京都江東区・清澄白河にオープンする。3日には、プレス関係者向けの内覧会を開催し、メニューを披露した。

 「ブルーボトルコーヒー 」は、毎日店舗でコーヒー生豆を焙煎し、その焙煎豆が一番おいしいタイミングでコーヒーとして提供し、店頭で販売するコーヒー豆は焙煎から48時間以内に販売するのが特徴。店舗面積約240平方メートルの同店は、1階に、カフェ(8席)とロースタリー、2階にはキッチンとオフィスを構える。1階では、ドリップコーヒーやエスプレッソなどの淹れたてのコーヒーメニューのほか、2階のキッチンで手作りしたクッキーやペイストリー、グラノーラなども販売する。

 来日した創業者のジェームス・フリーマン=ブルーボトルコーヒーCEOは、第一号店を清澄白河に出店した理由について「毎日コーヒー豆を焙煎する工場をつくるため、清澄白河はベストロケーションだ。都会ではあるが、ゆったりした雰囲気があり、リラックスできる。高いビルも周りにないため、本社があるサンフランシスコの環境に似ていると思った」と話す。

 3月7日には、国内2号店の青山店を出店する。同店では、70席を用意するほか、サンドウィッチやパニーニなどの軽食も提供する予定だ。「青山店は、1号店とは異なる内装で、少しグラマラスな印象になる予定。少しずつだが、日本に店舗を増したい」とフリーマンCEO。

 「ブルーボトルコーヒー」は、2002年にサンフランシスコで創業。現在、ニューヨーク、ロサンゼルスの3都市で16店舗を構える。フリーマンCEOが日本の喫茶店文化やおもてなし文化を反映した"ホスピタリティー"や、環境面に配慮しながら新鮮でおいしいコーヒーを提供する"サステイナビリティー"を信念に掲げている。グーグルやツイッターの創業者らをはじめとする投資家から、総額約45億円の資金を調達したことが話題になり、"コーヒー界のApple"と称されている。

■ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ
オープン日:2月6日(金)
営業時間:8:00?19:00(予定)
住所:東京都江東区平野1-4-8
店舗面積:240平方メートル(カフェは60平方メートル)

■ブルーボトルコーヒー 青山カフェ
オープン日:3月7日(土)
営業時間:10:00〜21:00(予定)
住所:東京都港区南青山3-13-14
店舗面積:214平方メートル

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