「ボッテガ・ヴェネタ」は、上海のイフェン・ギャラリア店内で「FACING FACES」展を開催している。中国の気鋭若手アーティストやフォトグラファーを起用した展覧会を行なうギャラリースペースを使用。「Damaged Heritage」展、「Talking Objects」展に続き第3弾となる同展は、次世代のアーティストの養成や文化の保護、意識の向上といった「ボッテガ・ヴェネタ」の取り組みを融合させた展覧会という位置づけ。中国全土で活躍するアーティストやフォトグラファーの作品を集約し、"ポートレートが持つ、幅広い役割やその芸術性に目を向け、人間性や、私たちと社会および歴史との関わりにどのように影響するか"を探求している。会期は6月まで。
マルコ・ビッザーリ=ボッテガ・ヴェネタ社長兼CEOは、「FACING FACES」展の開催について「昨年5月にこのスペースを設けて以来、お客様からは多くの反響があり、この上ない喜びを感じています。社会貢献や地域社会の意識向上、芸術の振興は『ボッテガ・ヴェネタ』の本質部分に関わるものであり、いずれも『ボッテガ・ヴェネタ』が単に物を売るという関係を超えてお客様と有機的に結びつく分野だと思っています」と述べている。
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