マッシュホールディングスは4月22日、フランスのスイーツブランド「ユーゴ&ヴィクトール(HUGO & VICTOR)」の新店舗を表参道ヒルズ1階にオープンする。同店は、16席のカフェスペースを設置し、スイーツに合うワインや紅茶を提供する日本初のコンセプトストアだ。また店内では、「ユーゴ&ヴィクトール」のアイコン商品、ブック型ケースに入ったプラリネやガナッシュ(2400〜4700円)を取り扱う他、日本限定のEUオーガニック認証を受けた素材を用いた板チョコ「ビオ タブレット」(1700円)や合成着色料不使用のマカロン(価格未定)、表参道ヒルズ店限定ケーキ「ガトー・スリーズ・サクラ」(価格未定)を販売する。
創業者でシェフ・パティシエのユーグ・プジェは、「ラデュレ」やウィーンの5つ星ホテル、ザ・ブリストルでキャリアを積み、ホテル ノルマンディーでシェフ・パティシエを経験する。その後、フランスの3つ星レストラン、ギ・サボワでパティスリー・エグゼクティブ・シェフに就く。03年には、パティスリーの世界大会で優勝する。10年に「ユーゴ&ヴィクトール」をスタートし、パリ7区に1号店をオープン。パリでは、「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」「クロエ」などのラグジュアリーブランドから依頼を受け、スイーツを提供したことがある。15年には、マッシュホールディングスがライセンス事業として、協業ビジネスを始め、10月に海外1号店となる伊勢丹新宿店を開いた。ブランド名の由来は、19世紀のフランスの小説家、ヴィクトル・ユーゴ。