ヴァイス・メディア・ジャパンは4月19日、20代をターゲットにしたイギリス発のカルチャーマガジン「i-D」の日本版ウェブサイトをローンチした。5月19日には日本版の雑誌「i-D」マガジンを発売する予定。価格は800円(税込み)、初回発行部数は1万部で、今後は春秋の年2回の定期発行を計画している。
「i-D」ウェブサイトは現在世界11カ国で運営されているが、雑誌の創刊はイギリスに次いで2カ国目となる。コンテンツは英「i-D」マガジンの内容をリフトしたものが半分、オリジナルのエディトリアルが半分という構成だ。国内のエディトリアルについてはほとんどが国内スタッフで制作を行い、ローカルのリアルな情報発信にこだわったという。紙面とウェブのコンテンツも連携しつつ、それぞれにあった編集コンテンツを制作する計画だ。国内では「リベルタン / デューン」を手掛けてきた林香寿美「i-D」エディトリアル・ディレクターが指揮をとる。
「i-D」マガジンはテリー・ジョーンズが1980年にロンドンで立ち上げたストリートカルチャー中心のマガジンで、2012年にヴァイス・メディアが買収した。