米フェイスブックのスマートフォン向けアプリケーション「インスタグラム」は、アップデートされた最新版でアプリから動画投稿・閲覧が行なえる「Video on Instagram」を開始した。
「インスタグラム」で撮影ボタンを押し、ムービーモードに切り替えると、3?15秒間のミニ動画を自由に撮影できる。撮影後のプレビュー画面では、13種類のフィルタから自由にエフェクトをかけることができるのが特徴だ。投稿動画は、右上にビデオカメラのアイコンが付き、写真と同じタイムライン上に表示され、対象動画のサムネイルをタップすると再生が始まる。
「インスタグラム」は、手軽に写真撮影や編集ができ、シンプルなユーザーインターフェイスで人気を集めている。昨年4月にフェイスブックがインスタグラムを10億ドルで買収し、利用者は1億3000万人を突破した。ファッション業界でも「ツイッター」と同じように浸透しており、多くのブランド、デザイナー、メディアが利用していることでも知られている。今回のサービス開始で、米ツイッターが昨年から始めた6秒動画サービス「ヴァイン」と競合することが予想される。