「セリーヌ(Celine)」は、文化活動助成のための新たな取り組みをスタートした。その第1弾として現在、ドイツの女性現代アーティスト、イザ・ゲンツケンの回顧展「Isa Genzken: Retrospective」を後援している。ゲンツケンの過去最大級の展覧会となる同展は、彫刻を始め、映像や写真、インスタレーションなど、過去40年間に制作されたさまざまな作品を展示。3月10日までニューヨーク近代美術館で開催された後、シカゴ現代美術館とダラス美術館を巡回する予定だ。
この取り組みに関して、セリーヌのマルコ・ゴベッティCEOは、「優れたアーティストが一流の会場で行なう展覧会を後援できることは、『セリーヌ』にとって大きな名誉です。『セリーヌ』は、最も質の良いものと独自かつ力強い視点を組み合わせるというブランドの哲学と調和する、選び抜いたプログラムにおいて文化活動助成を行なおうとしています。その上で完璧なスタートとなりました」とコメントしている。