アップルは6月12日、明日午前10時にオープンを控えた「アップルストア表参道(Apple Store Omotesando)」のプレスプレビューを開催した。天井に掲げられたシンボリックなアップルマークが、外からも目を引くガラス張りの店舗デザイン。通りに面した壁は、すべて9.5mに及ぶ巨大なガラスのプレートで覆われており、店内にいても表参道と一体化しているかのような空間を味わうことができる。13日のオープン時には、5000着のTシャツが配布される予定だ。
「アップルストア表参道」は、11年前に国内1号店として銀座店を開けて以来、8番目の「アップルストア」。店内には、インターネットに接続した230ものiPhone、iPadなどが展示されており、製品を実際に手に取ることができる。地下フロアには、国内初の「360度ジーニアスバー(360?Genius?Bar)」のほか、アクセサリー類をラインアップ。ここでしか購入することができない限定アイテムも販売している。パーソナルセットアップ、毎日ワークショップの提供など、さまざまな無料サービスのほか、技術的サポートに対応したパーソナルトレーニングスペースでは、9800円で受講可能な1 to 1(ワントゥーワン)を行なう。ストアチームは125名で、「アップルストア銀座」のオープニングスタッフなど、経験者が揃う。全体で11カ国語に対応し、世界中のゲストを迎える。
ダニー・トゥーザ=米アップル・シニアマーケットディレクターは、「『360度ジーニアスバー』など、無料サービス用のスペースは国内最大規模。ここには、日本初のサービスをたくさん用意した」とし、「ファサードに使われたガラスパネルは、全部で500平方メートルほどのサイズ。店内にいても外と一体化し、まだ通りを歩いているかのように感じることができる。また、地下へ通じる中央の螺旋階段は、ガラスとスチールでできている。世界中のアップルストアにはない、初めてのデザインだ」と、同店の特徴やショップデザインなどついて語った。また、アプリケーション開発者によるプレゼンテーションなど、イベントの実施も予定。すでに予約で席が埋まっているものもあるという。
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