世田谷美術館は、展覧会「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展--印象派を魅了した日本の美」を9月15日まで開催している。
目玉は、初期ジャポニスムを代表するクロード・モネの大作「ラ・ジャポネーズ」。およそ1年の修復期間を経て世界に先がけて日本で初公開される。このほか、ボストン美術館が誇る浮世絵コレクションの名品をはじめ、絵画や版画、素描、写真、工芸など厳選された約150点を展示。同展では絵画からモードに至るまで、あらゆるジャンルのアーティストに影響を与えた、"ジャポニスム"という潮流を学ぶことができる。
先日の2015年春夏パリ・メンズ・コレクションで発表された「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN)」や「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」のランウェイには、"ジャポニスム"に着想を得たアイテムが多数登場。同展では、先端層が熱い眼差しを向けるキートレンドの歴史を垣間見ることができる。
■ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展—印象派を魅了した日本の美
日程:6月28日?9月15日(月・祝)
開館時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日
(7月21日(月・祝)、9月15日(月・祝)は閉館、7月22日(火)は休館)
会場:世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)
入館料:一般1500円、65歳以上1200円、大高生900円、中小生500円)
問い合わせ:03-5777-8600