ミキモトは10月22日〜11月11日まで、ミキモト本店ミキモトホールで「かぎ針で作る暮らしのアート フックド・ラグが奏でる、日々の喜び」を開催する。「フックド・ラグ」とは19世紀アメリカの女性たちが隙間風を防ぐために手作りした敷物だ。穀物袋を芯地に細く切った古着のウールを下からかぎ針で引き上げて作る「フックド・ラグ」はキルトと並ぶアメリカを代表するフォークアートで、貴重な文化遺産としてメトロポリタン美術館などに保存されている。
同展ではライフスタイル・ジャーナリストである小林恵の企画、指導により制作された60点を展示する。温かく、ユニークでどこか懐かしい暮らしのアート「フックド・ラグ」に触れられるいい機会だ。