ベイクルーズグループのル ドームは21日、自由が丘に「イエナ」の旗艦店「メゾン イエナ」をオープンした【前編:自由が丘に「メゾン イエナ」オープン パリの有名ベーカリーが初上陸】。今回は、「メゾン イエナ」の特徴である、「ソフィーのライフスタイルを構成する16の要素」について紹介する。
16という数字にこだわったのは、ブランド名の由来であるイエナ駅がパリ16区にあるため。「デニム」や「フラワー」「ベーシック」「キッズ」など、16種類のMDを構成している。1階には、フラワーアーティストの「ジュネット(JUNNETTE)」が手掛けるフラワーのコーナーや、テーブルウエア、香水やステーショナリーをラインアップ。店頭に飾る花は白と緑でそろえるという、「イエナ」設立当初からのルールを踏襲したり、フェミニンな中にもさわやかさのあるフレグランスを提案したりするなど、「イエナ」らしさが存分に感じられるスペースだ。
メインフロアの2階はソフィーのクローゼットをイメージ。"ノワール"のコーナーには「カレン ウォーカー(KAREN WALKER)」「レッド ヴァレンティノ(RED VALENTINO)」などのブラックドレスやドレスに合わせるコスチュームジュエリー、シューズなどをそろえ、"海を愛する"がテーマの売り場では、「イエナ」の定番商品であるバスクシャツを、新品、古着共にサイズ豊富に用意。「サルトル(SARTORE)」のブーツや「J&M デヴィッドソン(J&M DAVIDSON)」のバッグ、「カルティエ(CARTIER)」などのアンティークウオッチなど一格上の商材も扱う。なお現在は、「トラディショナル ウェザーウェア(TRADITIONAL WEATHERWEAR)」のポップアップストアも出店している。
ソフィーのアトリエと住居をテーマにした3階には、リラックスウエアやスポーツウエア、パリジェンヌのスタイリングに欠かせない白いスニーカーを集積。「イエナ」初のキッズコーナーも設置し、ギフト需要を見込んだボディケアグッズやおもちゃなどをそろえる。フロアの奥には、ブランド設立時からイメージアイコンとしてきたソフィーのスナップ写真を飾ったパネルも展示している。また3階にはウッドデッキのテラスが設けられており、買い物の合間にのんびり過ごすこともできる。なお、「イエナ」は来年で設立25周年を迎える。