ファッション

来店前に注文し、モバイルウォレットサービスで決済できるコーヒースタンド「ザ・ローカル」が開店

 IoTソリューション事業などを行うショーケース・ギグと国内最大級のコーヒーメディア、グッドコーヒーは、3月10日に青山にコーヒースタンド「ザ・ローカル」をオープンする。同店はショーケース・ギグのモバイルウォレットサービス「オーダー(O:der)」を活用した店舗で、来店前に公式アプリからあらかじめ商品を注文することができ、店頭では待たずに商品を受け取ることができる。アプリ上で注文が完了すると、後日クレジットカード決済されるので、現金なしで購入できる仕組みだ。さらに、グッドコーヒーのデータベースと「オーダー」の注文情報をもとに、自分の好みに合ったフレーバーを選ぶことができるレコメンドサービスもアプリ上で提供する。店内に設置された電光掲示板では、調理状況や待ち状況を確認することもできる。

 また同店では第1弾として、ショーケース・ギグと三井住友カードが資本提携し開発した、「オーダー バイ セルフ(O:der by Self)」を導入する。これは、「オーダー」アプリからの事前注文・決済に加え、「オーダー」導入店舗に専用のセルフ注文・決済端末を設置することで、スマートフォンアプリを持たない顧客でも注文とクレジットカード決済を自身でデジタルに完結できる、実店舗向け決済ソリューションシステム。全ての注文情報をデジタルに管理することで、リアルタイムに可視化し、店舗運営を合理化することが可能だ。さらに、ピーク時の混雑解消も期待できる。

 「ザ・ローカル」の特徴は、国内外の有名ロースターから厳選したスペシャルティコーヒー。スペシャルティコーヒーとは、シェア全体の5%しか生産されない高品質のコーヒーを指す。オープン時には、「リチュアルコーヒーロースターズ(サンフランシスコ)」や「トランクコーヒー(名古屋)」「ウィークエンダーズコーヒー(京都)」「グリッチコーヒー&ロースターズ(東京)」から4種をそろえる。今後は1カ月に1種類、新しい豆を展開していく予定だ。

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