「ポール・スミス」は4月8日、6月から京都と東京、名古屋で順次開催する展覧会「HELLO MY NAME IS PAUL SMITH」に関する記者会見を開催した。会見にはデザイナーのポール・スミスも来日し、見どころを語った。
ポールは、「この展覧会は、ただの回顧展じゃない。僕の働き方、頭の中、そして歩んだ道のりが感じ取れるものだ。若い世代は、『デザイナーになるには、ファッションショーやショップのため、莫大なお金が必要に違いない』と誤解している人も多い。そんな人に、小さな一歩を積み重ねていけば、成功できるかもしれないという希望を贈りたい」と話す。
実際展覧会では、3メートル四方の小さな小さな空間だったという「ポール・スミス」1号店や、最終日まで来場者ゼロだった最初の展示会場の再現など、ポールがゼロから歩み、現在に至るまでの過程を紹介する。
展覧会は、スペシャルアンバサダーに俳優の松田翔太が就任。アプリをダウンロードすれば彼のナビゲーションによるツアーガイドが楽しめるなど、スペシャルな試みも満載の予定だ。