トランジットジェネラルオフィスがプロデュースする徳島県上勝町のマイクロ・ブリュワリー「ライズアンドウィン ブルーイングカンパニー バーベキュー アンド ジェネラル ストア(RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store)」が4月6日、東京に初進出した。「ライズアンドウィン ブルーイングカンパニー カミカツ タップルーム(RISE & WIN Brewing Co. KAMIKATZ TAPROOM)」として東麻布のコミュニティープレイス「THE WORKERS & CO」1階にオープン。出来たてのクラフトビールや、徳島の地鶏を使ったBBQ料理などを堪能できる。
「ライズ アンド ウィン ブルーイングカンパニー バーベキュー アンド ジェネラル ストア」は、日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言を行い、平成32 年までに焼却、埋め立てゴミをなくす日本初の試みを宣言している、徳島県上勝町に2015年5月にオープン。同ショップは、廃材を再利用した建物や、廃棄対象になる上勝特産の柚香の皮を香りづけに使ったクラフトビール、リターナブルボトルデザインなど、「リサイクル」「リデュース」「リユース」の3Rをカタチにしたものだ。
今回、東麻布にオープンした「ライズアンドウィン ブルーイングカンパニー カミカツ タップルーム」は、そういった理念を、都会からも発信。今回も、ジェネラルストア同様に、トランジットジェネラルオフィスがプロデュースを手掛け、空間設計を中村拓志&NAP建築事務所が行った。上勝産の大きな切り株を使ったカウンターテーブルや、建具をリサイクルした窓枠、柿渋とベンガラで彩られた内壁など、上勝に居るような世界観を演出している。
カウンターには、ビアタンクに模した8台のビアタップが並び、種々の出来たてクラフトビールを味わうことができる。ゼロ・ウェイストの理念を宿した上勝の柑橘ゆうこを使ったフルーティーなルーヴェンホワイトをはじめとしたオリジナルビール、さらには国内のクラフトビールや、アメリカポートランドのビールなどもそろえている。
フードメニューは、徳島の地鶏「阿波すだちの鶏」を骨付きのまま香ばしく焼き上げたBBQ料理や、ビールに合う鹿肉のソーセージのグリルなど、さらには「プルドポークサンドイッチ」などテイクアウトメニューもそろえる。
■「ライズアンドウィン ブルーイングカンパニー カミカツ タップルーム」
住所:東京都港区東麻布1-4-2 THE WORKERS & CO 1階
オープン日:2016年4月6日