小篠弘子「ヒロココシノ」デザイナーは、芦屋市奥池町の自宅をギャラリー「KHギャラリー芦屋」として一般公開を始めた。入館料は無料。敷地面積約350坪を誇る同キャラリーは、小篠弘子のアート作品を展示し、落ち着いた空間で鑑賞できる。
小篠弘子邸は、1981年に安藤忠雄が設計し、コンクリート打ちっぱなしの壁面と開放的な窓から自然光が入り込むのが特徴だ。小篠は、幼少期から画家になることが夢の一つで、週末にはこの地に戻り、アート作品の制作に励んでいたことでも知られていた。本格的に作品発表を始めたのは、2002年に開催した墨絵の個展「仄かと閃き」から。また、アート作品展示の際は、普段のコシノヒロコではなく、漢字の小篠弘子として活動している。
同ギャラリーは国立公園内の閑静な住宅街に位置するため、周辺環境への配慮から当面は予約制での公開となる。メール(contact@kh-gallery.com)またはファックス(03-5159-6878)で、見学希望日、人数、氏名、連絡先を明記の上、送付する。ギャラリーの開放も環境面の問題から5月1日?11月末まで。
■KHギャラリー芦屋
公開期間:5月1日?11月末
住所:兵庫県芦屋市奥池町17-5
曜日:木、金、土、日、月曜日
時間:11:00?16:00
入館料:無料