帝人は、15日から発売される「陰影 IN-EI ISSEY MIYAKE」のシェード部分に、同社のリサイクルポリエステル紙「エコペットペーパー」が採用された。「陰影」は、三宅一生が率いる「リアリティ・ラボ」が素材およびデザイン開発を行い、イタリアの照明メーカー、アルテミデ社が製品化したもの。4月のミラノサローネで発表、フレームを持たず、折り目のみで造形されたシェードのデザインが高い評価を受けた。日本では6タイプが販売し、価格は5万4600〜9万2400円。
帝人によると、「エコペットペーパー」は和紙ような風合いや透過性に加え、形状保持性に優れたことが評価され、採用に至ったという。印刷用途以外の素材に使用されたのも今回が初めてという。