ファッション

「ヒロココシノ」デザインのアートなパーテーションとは?

 パーテーション大手のコマニーは、「ヒロココシノ」がデザインを手掛けるパーテーション「エンハンサー」を今年4月、本格的にスタートした。今まで単色のシンプルなものが大半を占めていたパーテーションを「ヒロココシノ」らしいコンテンポラリーなデザインで制作。現在、コシノヒロコの書やアートをプリントしたものから幾何学模様やレース模様などを施したものまで、19種を取り揃える。10月には新柄や新素材を用いたものを発売し、ECサイトをオープンする予定。

 

 「エンハンサー」は、女性目線で作られたパーテーションが市場になかったことからスタートしたブランド。実際に女性の意見を取り入れた同商品は、ファスナーで簡単に着脱可能で、カバーリングを季節ごとに交換したり、洗濯できるのが特徴だ。また、軽さにもこだわり、卓上で使用するものは2.2キロ、床に立てるものも4.8〜5.5キロと、女性でも持ち運べる重さを実現した。現在、東京・青山のスリムビューティハウスなどで導入されている。

 

 「人間は身にまとう洋服や環境によって、モチベーションが上がったり、創造力が高まったりするもの。以前からインテリアにも興味があったし、数年前から絵を描いていて、美しい色や形を追求してきた。そのノウハウをパーテーションのデザインに活かすことができた」とコシノヒロコはコメントしている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。