森美術館に併設する六本木ヒルズ アート&デザインストアーでは9月18〜30日まで、プロダクトデザイナー、サミラ・ブーンの特別展「アイデンティティの揺らぎ」を開催する。期間中、指紋や虹彩をモチーフにした柄が外気や体温に反応して浮かびあがったり、色が変化したりするショール「アイデンティティの揺らぎ」を展示。自らの指紋を柄にしたオリジナル・ショールを作れる受注会も行なう。また、9月22日には表参道ヒルズ キッズの森で、カラフルなビニールを使って、絵を作る親子向けのワークショップを開催する。参加費1000円。予約優先、先着順。
サミラ・ブーンは、アムステルダム在住のプロダクトデザイナー兼テキスタイル研究家。オランダのデルフト工科大学院卒業後、2002 年文部省の研究員として東京工業大学大学院建築科に1 年半在籍。その後、スタジオサミラブーンを設立。オランダ・ティルバーグのテキスタイルミュージアムのパーマネントコレクションに作品収蔵が決定している。素材の特性を活かしたミニマルでシンプルプロダクトが特徴だ。