イケア・ジャパンは、素材やデザインにこだわった高級ライン「ストックホルム」コレクションを全国6店舗で発売した。同コレクションは、リビングルーム、ダイニングルーム、ベッドルームにフォーカスをあてた約80点のアイテムで構成。ウォールナットを使った収納、ボーンチャイナの皿、重厚感のあるラグなど、上質な素材使いが特徴だ。価格は競合他社の1/3を想定。レザーソファ19万円、ダイニングチェア1万5000円など。「今春に先行発売したヨーロッパでは、どの商品も人気で品薄状態が続いている。当初、子供が自立して時間・金銭的に余裕のある45〜50代向けのコレクションとして展開したが、若い層からの反響も上々だ」と同社。
WWDJAPAN Weekly
百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。
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