ヴィア バス ストップは今秋、「デヴァステ(DEVASTEE)」とコラボレーションした雑貨ライン「デヴァステ プール ミュージアム」を発売した。同ブランドにたびたび登場する愛らしい顔をつけたオバケやガーデニング用品などを、ホーロー製のカトラリーからソックス、フィレンツェの老舗文具メーカーのロッシで生産したノートなどに施し、機能性にもこだわったライフスタイル雑貨をラインアップする。発売を記念したパーティには、デザイナーのオフェリー・クレールとフランソワ・アラリーも来日。パリのファッションウィークで発表した青山墓地がインスピレーション源の2014年春夏コレクションもランウェイ形式で披露した。
コラボレーションのきっかけについて、「僕たちのアイクニックなモチーフを雑貨にのせているだけでなく、発売するアイテムまで話し合って決めた。これならブランドの世界観を表現できると思ったんだ」とデザイナーのオフェリー・クレール。さらに14年春夏コレクションのインスピレーション源が青山墓地だった理由について「このコラボレーションのために今年5月初めて日本に来た。そのときに見た青山墓地がカッコよくて。とても感銘を受けた。墓地やオバケは僕たちのコレクションには、たびたび登場するモチーフ。僕たちが生まれ育った南フランスには古い墓地がたくさんあり、昔からとても身近なモノだった。"死"を連想するモチーフではなく、ルーツとして取り入れている」と続ける。「ファッションに留まらず、デザイナーの価値観やライフスタイルまで見せられる取り組みをしたかった」と小倉一憲バスストップ社長。ヴィア バス ストップでは、生活雑貨に力を入れ、よりライフスタイル全般を提案できるショップを目指すという。
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