ガラス作家の西中千人の企画展「西中千人ガラス展〜伝統を呼び未来を継ぐ」が古川美術館・分館 爲三郎記念館で5月11日まで開催している。同氏が手掛けたオブジェや、ガラスの茶道具を始め「アライサラ(ARAISARA)」の荒井沙羅デザイナーとコラボレーションした作品「呼継」&「時織」を公開。
コラボ作品は、西中の代表作である「呼継」のガラスの器"くれない"をイメージして制作したワンピース。荒井沙羅がオートクチュールの制作過程に裁ち落とした着物やアンティークの生地と現代の生地を合わせたオリジナルのテキスタイル「時織」を使用した。インスピレーション源となった作品"くれない"も一緒に展示している。
西中千人は、和歌山出身のガラス作家。国内の画廊や海外のアートフェスで個展を開催するほか、ヨーロッパの美術館に作品を収蔵している。
■西中千人ガラス展〜伝統を呼び未来を継ぐ
会期:開催中〜5月11日(日)
時間:10:00〜17:00
会場:古川美術館・分館 爲三郎記念館