スイスの老舗ウォッチメーカーのロンジンは6月10日、都内で「ロンジン ワールド ベスト レースホース アワード授与式」を開催し、2013年の世界ランキング第3位タイにランクインした日本の競走馬オルフェーヴルを表彰した。オルフェーヴルは、同アワードの栄誉に輝いた初の国産馬で、2012年から2年連続、凱旋門賞で2着を飾るなど好成績を収め、13年に有馬記念のラストランで優勝。13年の「ロンジン ワールド ベスト レース ホース ランキング」で第3位タイにランキングされた。ロンジンは、世界各地のホースレースのオフィシャル パートナー及びタイムキーパーを務めており、ホースレースの新興を目的に競走馬の同ワールドランキングをスポンサーしている。
表彰セレモニーでは、ロンジンのファン・カルロス・カペリ副社長兼グローバル・マーケティング・ディレクター(GMD)と国際競馬統括機関連盟(以下、IFHA)のウィンフリード・エンゲルブリヒト-ブレスケス副会長が登壇し、ロンジンがホースレースと歩んだ歴史やIFHAとのグローバルパートナーシップなどについて語った。その後、カペリ副社長兼GMDとエンゲルブリヒト-ブレスケス副会長から、オルフェーヴルの馬主の吉田俊介サンデーレーシング代表や池江泰寿・調教師、池添謙一・騎手に、クリスタルのオーナメントとロンジンの乗馬スポーツへの情熱を表した「コンクェスト クラシック」モデルが贈られた。馬主の吉田代表は「20年前、国産馬でこのような賞の受賞は考えられなかった。オルフェーヴルの子どもを世界的に通用する馬に育てたい」とコメントしている。