エレクトリックラン実行委員会は7月11日、レーザーなどの光の演出やDJサウンドの中で楽しむランニングイベント「エレクトリックラン」を、千葉県・稲毛海浜公園で開催した。同イベントは日没後に、光るメガネやリストバンド、光るフェイスシールといったグッズを身に着け約5kmのコースを走行するファンランイベント。約5000人のランナーは、光るグッズのほか思い思いの仮装で19時30分のスタートと同時にウェーブ方式で次々にコースへ飛び出した。ランニング中には、バックミュージックにノリのいいEDM(エレクトロニック・ダンスミュージック)が流れ、参加者はコース中に数か所存在する光と音楽の演出が用意された「ランド」と呼ばれるゾーンを巡り、楽しみながらゴールを目指した。神奈川県から参加した20代の女性2人組は「普段はほとんどランニングをしないけど参加した(笑)。インスタグラムで開催されると知って、楽しそうなイベントだと思いエントリーした」と語った。
フィニッシュゾーンでは、大規模な音楽ステージが前方に登場。完走者を祝うパーティとしてDJ BABY-TなどのDJがアッパーかつキャッチーなダンス・ミュージックとレーザーによる光の演出とともに野外フロアを盛り上げた。7月12日にも実施され初日の約2倍となる1万人のランナーが走った。
「エレクトリックラン」は、2012年11月にアメリカ・カリフォルニアで第1回大会を開催。これまでにオーストラリア、アイルランド、シンガポールで実施するなど人気を得てきた。2014年は日本に加え、イギリスやドイツ、オランダ、ポルトガルなどヨーロッパ各地でイベントを行なう。