ミシュラン東京二ツ星のフレンチレストラン「エディション・コウジ シモムラ(Edition Koji Shimomura)」の下村浩司オーナーシェフは、自身がデザインしたオリジナルのテーブルウエアブランド「シモン(SIMON)」を今春、百貨店で発売する。下村シェフは、「料理をより美味しく召し上がっていただける世界観を作るために昨年考案した。料理作りと同じくらい本気で取り組んでいる」と話す。ブランド名は、「下村」のアルファベットをもとに命名した。「料理と空間を味わってほしい」と店内のテーブル、椅子、クロスなども全てを下村シェフが選んでいる。
下村シェフは、22歳で渡仏し、「ラ・コート・ドール」など、三ツ星レストランを中心に8年間研鑚を積み帰国。2007年、六本木一丁目に「エディション・コウジ シモムラ」をオープンした。その他、日本航空国際線ファーストクラス機内食のプロデュースやJR九州クルーズトレイン「ななつ星」のデザートを担当。また、タイ、シンガポールでの海外イベントの実施やデンマークでの講演など、世界で活動している。