一般社団法人インターナショナル コーヒー アソシエーションは3月2日に「ジャパン インターナショナル コーヒー インスティテュート(JICI)」を東京・南青山に開校することを発表した。
同校では「正しいコーヒーの情報を学べる場」「正しいコーヒーの情報を発信する機関」としてコーヒー豆の生産過程から、保管、焙煎、抽出方法、文化・社会的背景、生産地などコーヒーについて体系的に学ぶことができる。レベル1?3までのカリキュラムを用意し、修了試験に合格すると各レベルに応じた修了証が授与される。レベル1?3までのカリキュラムを受講する前の体験授業として「美味しいコーヒーができるまで」「美味しいコーヒーの淹れ方講座」「コーヒービューティ」といった1日講座も開催する。
同校の校長には世界各地2000カ所以上のコーヒー農園を訪れ、「コーヒーハンター」として知られる川島良彰が就任し、理事長には西牟田実が就任する。川島良彰・校長は17日に行われたプレスプレビューで「普段何気なく飲んでいるコーヒーを、一人でも多くの人にワインと同じように品質や風味、香りについて語れるようになって欲しい。コーヒー愛好者だけでなく、シェフ、ソムリエ、パティシエといった人にも受講してもらえれば嬉しい。新しいコーヒーの文化を一緒に創りあげたい」とコメントした。