三越日本橋本店は2月6〜18日、生誕100周年記念「中原淳一 展」を開催している。中原淳一は、昭和初期にイラストレーター、ファッションデザイナー、人形作家、プロデューサーなど、多岐にわたり才能を発揮した人物で、現代で言うマルチ・クリエイターとして活躍。少女雑誌「それいゆ」「ひまわり」「ジュニアそれいゆ」なども創刊し、あらゆる層の女性から支持を集めたことでも知られる。今回は、貴重な原画やスタイル画、「それいゆ」の表紙絵など、全400点を展示している。同氏の原画を基に、デザイナーの丸山敬太が現代調のドレスに仕立てた作品も展示し、過去の作品だけではない発信方法でも注目を集めそうだ。入場料は、一般・大学生800円、高校・中学生600円、小学生以下は無料。