「シャネル(CHANEL)」は「アウトサイド シャネル(OUTSIDE CHANEL)」と題した映像を公開する。これまで、「シャネル」の歴史や背景をひも解く映像「インサイド シャネル(INSIDE CHANEL)」を次々と公開してきたが、今回は「シャネル」の内側ではなく、外側に目を向けた。「シャネル」のデザイナー、ガブリエル シャネルが作り上げた"女性らしさ"を体現するさまざまな女性を紹介することで、「シャネル」の考える現代女性の理想像を浮かび上がらせる試みだ。
その最初の舞台はフランスではなく、なんと日本。世界で活躍するさまざまな職業の日本人女性が選ばれた。映像に登場するのは、女性書道家の川邊りえこ、フォトグラファーの山本郁、ソプラノオペラ歌手の小川里美、和紙アーティストの堀木エリ子、DJのマドモアゼル ユリアの5人。それぞれ5分ほどの映像だが、彼女たちが考える「自分らしさ」「女性性」「女性としての生き方」などをストレートに語る姿に、"自分らしさ、女性らしさとは何か?"を考えさせられる。映像を見終わったあとには、清々しさと熱いものがこみ上げてくるような映像に仕上がっている。悩み多き現代女性に対する、エールのような映像でもある。
このプロジェクトは日本のあと、アメリカ、中国、イギリス、ロシア、韓国、フランスと続く予定だ。