アーティストのテイラー・スウィフト(TAYLOR SWIFT)は5月5日、約1年ぶりとなるワールド・ツアー「THE 1989 WORLD TOUR」をここ日本からスタートする。同日と6日の2日間、東京ドームで開催され、昨年10月に発売した5枚目のアルバム「1989」に伴う内容になる。ティーンから20代前半の同世代女子のファッション・リーダーとしても人気のテイラーは、ライブ衣装にも注目すべき点が多い。
2013年から約1年半をかけて行ったワールド・ツアー「THE RED TOUR」で登場したハイウエストのショートパンツは、同時期から私服でもテイラー・ファッションのスタンダートになった。14年6月の日本公演時には、ボタニカル柄刺しゅうで透け感のある襟付きブラウスとのコーディネートで合わせており、14年春夏トレンドの"ボタニカル""シースルー""クロップドトップス"といった要素を見事に表現していた。2015年春夏トレンドで浮上した"70'sボヘミアン"は、カントリーミュージックをルーツに持つテイラーの音楽性とも親和性が高い。15年に入ってテイラーが、ワンピースやレース、フリンジ使いのボヘミアンスタイルを自身のインスタグラムで度々見せていることから、今回のツアー衣装でもどうトレンドを取り入れてくるのか目が離せない。
また本ツアーを記念し、テイラーが広告モデルを務めるアメリカのブランド「ケッズ(KEDS)」から、限定コレクション"The 1989 World Tour Keds Collection"が限定発売された。定番フラット型の"チャンピオンオックスフォードCVO"にアルバム「1989」のジャケット写真でテイラーが着用したカットソーと同じカモメ柄をプリントしたデザインで、価格は6900円。