ファッション

モエ・エ・シャンドンの「セラー」、「オランジェリー」、「ホテル モエ」がユネスコ世界遺産に登録

 フランス・エペルネにあるモエ・エ・シャンドン(MOET & CHANDON)の敷地内にある「セラー」と迎賓館「オランジェリー」、「ホテル モエ」がユネスコ世界遺産に選ばれた。

 モエ・エ・シャンドンは1743年創業以来、"シャンパンの魔法を世界中に"という願いのもと、洗練されたシャンパンを造り続けている。

 同社の「セラー」はシャンパーニュ地方で最大規模。昨年10月から約1年間の改装を終え、10月1日にリニューアルオープンした。「セラー」内のモエ家3代目ジャン・レミー・モエとナポレオン皇帝1世の親交にちなんだ「アンペリアル ギャラリー」には、ナポレオンが1807年に同セラーを訪れた記念の大理石のプレートや、訪問の際にモエに贈られたナポレオン カスク(樽)など貴重なコレクションを展示。また、現存する最古の19世紀にまでさかのぼるシャンパンのビンテージ・コレクションが収蔵されている。19世紀前半に建てられた「オランジェリー」はかつてナポレオンをもてなした迎賓館。世界大戦で破壊されたが2003年に修復された。(一般には非公開)「ホテル モエ」は1793年に建てられた邸宅で、メゾンとセラーを訪れる人々を歓迎する場になっている。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。