パリの高級精肉店「ユーゴ デノワイエ(HUGO DESNOYER)」の海外1号店が11月4日、東京・恵比寿(渋谷区恵比寿南三丁目4番16号 アイトリアノン 1、2F)にオープンする。ユーゴ・デノワイエは、カリスマ的肉職人として有名で、パリに高級精肉店2店舗を手掛け、三ツ星レストランのシェフを顧客に持つ。恵比寿店は、1Fが小皿料理を中心に提供するミート・バー(12席)と物販、2Fがメインダイニング(38席)。メインダイニングのメニュー例は、豚肩肉の燻製のサラダ(1650円)、乳のみ仔牛パヴェ(200g/4800円)、フランス産熟成肉骨付きリブロース(2万円〜/kg)など。フランスから空輸した肉とパリの店舗で扱う肉と同じコンセプトで育てた日本産の牛肉を使用する。店舗デザインは、丸の内のフレンチレストラン「サンス・エ・サヴール」などを手掛けた建築家イマード・ラム二。ユーゴ デノワイエ ジャパンが設立され、同店を共同経営するのは、フランスのアイウエアブランド「アラン ミクリ」のデザイナー、アラン・ミクリタリアンだ。10月23日、オープニング・レセプションのためにユーゴと来日したアランは、「アイウエアとは違う用事ができたおかげで、また東京に来ることができた。オープンを大変うれしく思っている。人生で大事なことは"見ること"、そして"食べること"だ」とコメント。「(「ユーゴ デノワイエ」オープンで)アイウエアの仕事の方をこれからどうしようかと迷っていたところだ」と笑って話した。来年に向け、新しいコンセプトのアイウエアラインを準備しているという。