三越銀座店は3月30日〜4月5日まで、新橋演舞場で5月から開催される「東をどり」を紹介するイベントを行う。「東をどり」は大正14年に完成した新橋演舞場でのこけら落とし公演を飾った芸者衆による踊りの芸能で、今年で第92回目を迎える。初日には、一見お断りの新橋料亭の芸者衆が一般客を前に踊りを披露した。今回のイベントは三越伊勢丹が日本の伝統文化を国内外に紹介する「ジャパンセンスィズ」の一環だ。浅賀誠・三越銀座店長は「これまで紹介できていなかった地元の新橋にスポットを当てた。日本人だけでなく外国人の顧客にも見てもらいたい」と話した。同店では会期中に、新橋料亭の弁当や、扇子、手ぬぐいなどの「東をどり」オリジナルグッズを販売している。