全身白の装いの参加者が公共スペースに集まりディナーを楽しむフランス発のシークレット・パーティー「ディネ・アン・ブラン」が10月3日、日本初上陸する。都内の"日本を代表するパブリックスペース"が開催場所で、詳細は開催当日まで明かされない。2人1組1テーブルごとの参加で費用は1人6000円。オフィシャルサイトで参加登録を受け付けており、2000人規模での実施予定に対し、既に5000人を越える応募が集まっている。
「ディネ・アン・ブラン」は1988年にフランスで発祥。全身白のドレスコード指定で思いもよらぬ公共の場所でディナーをするのが特徴だ。優雅なピクニックをイメージしており、参加者によってできる白づくしの光景が高感度な人たちの間で話題を呼んでいる。これまでにパリでエッフェル塔やルーブル美術館、ヴェルサイユ宮殿などの著名な場所を舞台にした他、セーヌ川の7つの橋を1万5000人でジャックしての大規模実施、ニューヨークでも4000人を集めた開催実績を持つ。日本でも昨年8月、同イベント初上陸を記念したプレパーティーを東京・日の出桟橋の旅客船「ホタルナ(HOTALUNA)」で開催し、柴咲コウや沢尻エリカ、吉川ひなのらファッショニスタの全身白コーディネートが注目を集めた。
参加者は前菜・メイン・デザートのフルコースディナーと白いテーブルセット、カトラリー、クロスやナプキンなどを持参して自らの白スタイルでイベントを楽しむ。終了後の後片付けも各自で行ないゴミを残さないなど、さまざまなルールがある。ディナーの他、20?60代の幅広い参加層に合わせ、ジャズからEDMまで30分毎に音楽ジャンルを変えたダンスフロアや出し物も予定する。