Bunkamuraル・シネマは、ラフ・シモンズが初めて手掛けた「クリスチャン ディオール」2012-13年秋冬オートクチュール・コレクションを追ったドキュメンタリー映画「ディオールと私」の公開を記念して、「クリスチャン ディオール」や「イヴ・サンローラン」、「ジバンシィ」などが衣装として登場する名作映画を集めた「モードと映画」特集を行う。3月7?13日に4作品を上映する。
上映作品は、イヴ・サンローランが「クリスチャン ディオール」での最後の仕事として衣装を手掛けた「さよならをもう一度」(1961年)。ジャン=リュック・ゴダール監督が当時パリの街行く女性たちを観察して、パリのリアル・クローズを衣装に取り入れた「女は女である」(61年)。オードリー・ヘップバーンがトレードマークの「ジバンシィ」を着用して演じたサスペンス・コメディ「シャレード」(63年)。主演のカトリーヌ・ドヌーヴの長年の友人、イヴ・サンローランがデザインしたゴージャスなドレスが登場するラブロマンス・ミステリー「暗くなるまでこの恋を」(69年)。映画館で鑑賞できる機会の少ない60年代の名作を楽むことができる。