チームラボは7月16日〜8月31日、フジテレビが主催する毎年恒例の社屋イベント「お台場みんなの夢大陸2016」内で「DMM. プラネッツ アート バイ チームラボ」展を開催する。同展はチームラボ史上最大規模のデジタルアート作品展だ。約3000平方メートルの展示空間は迷路のような構成になっており、来場者は歩き回りながら鑑賞する。
今回展示される新作の「Floating in the Falling Universe of Flowers」は、直径21メートル、高さ10.8メートルの超巨大なドーム空間に、1年間の花々が時間と共に刻々と変化しながら咲き渡る宇宙が無限に広がっているインスタレーション作品。1000万本を超える花の宇宙が落下していく中で、寝転んで浮遊するような感覚を体験することができる。また、「Wander through the Crystal Universe」は、光の彫刻の集合体によって宇宙空間を表現したインスタレーションだ。鑑賞者は自身のスマートフォンを通じて、インタラクティブに作品を楽しむことができる。同作は、約20メートル×20メートル×4メートルという過去最大のサイズで、2015年に銀座で展示したものの約6倍の大きさだ。
チームラボはプログラマ、エンジニア、CGアニメーター、絵師、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、編集者など、デジタル社会の様々な分野のスペシャリストから構成されている集団だ。アート、サイエンス、テクノロジーなどを融合した作品を制作してきた。