マガジンハウスは、アプリ制作会社のアストロテックと共同開発したスマートフォン向け英語学習アプリ「全くダメな英語が1年で話せた! アラフォーOL Kayoの『秘密のノート』」をリリースした。本アプリは、ゴールドウイン出身の重盛佳世がイギリス留学中に書き留めたノートを元にして作った英語参考書をベースに再編集したもの。重盛は、「ザ・ノースフェイス(THE NORTH FACE)」や「ビクトリノックス(VICTORINOX)」など、多くの海外ブランドのPRを担当したのち、40歳を目前に一念発起し08年にイギリス・カンタベリーに一年間語学留学した。留学前まで、英語を全く喋れなかった重盛が、日常生活で抱いた英語にまつわる疑問をまとめている。「◯×」「穴埋め」「並べ替え」の3通りの問題に回答する形式で学習でき、全てのレッスンにネイティブの音声が付く。英語表現のニュアンスの違いや英会話の言い回し、クライアントや上司、同僚、業者に対しての使い分けなど、社会人経験をもとにしたものも収めた。
同名の書籍は、かつて「アンアン」の編集長だった熊井昌広マガジンハウス広告局長監修の元、13年に発行。現在まで発行部数25万部を記録するベストセラーだ。「WWDジャパン」15年11月30日号の「ファッション業界人に贈るオススメ勉強法」でも紹介した。