ファッション

仏裁判所がケリングにエディへ13億円の支払いを命令

 エディ・スリマン(Hedi Slimane)前「サンローラン(SAINT LAURENT)」クリエイティブ・ディレクターがケリング(KERING)との競業避止義務契約をめぐってパリ商事裁判所に提訴していた件に対し、裁判所はケリングに1300万ドル(約13億1300万円)をエディに支払うことを命じた。エディの代理人を務めた法律事務所のテマイム(TEMIME)に所属するレオン・デル・フォルノ(Leon del Forno)弁護士は「(1300万ドルは)契約書に記されている額。われわれは厳格かつ明確な契約の適用を求めているだけだ」とコメント。

 エディは5月に訴訟の手続きを行った。なお、ケリングはこの裁判所の判断を不服として上訴する予定で、審理はまだ続いていると話している。

【関連記事】エディが契約についてケリングを提訴
https://www.wwdjapan.com/business/2016/06/23/00020832.html

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