ファッション

1945年創業の仏皮革製品ブランド「カミーユ・フォルネ」が日本初の路面店をオープン

 仏老舗レザーグッズブランド「カミーユ・フォルネ(CAMILLE FOURNET)」は、日本初の路面店を8月31日、東京・銀座にオープンする(東京都中央区銀座8-8-1)。店舗面積は82平方メートル。"シック&エレガント"をコンセプトに、パリ・カンボン通りにあるブティックと同じイメージを表現した店舗になる。店内には、腕時計のベルトやスモールレザーグッズから、バッグ、グローブ、ベルトまで、メンズとウィメンズの全カテゴリーのアイテムを並べる。価格帯は時計ベルトが牛革で1万5000円〜、アリゲーターで3万7000円〜、牛革の長財布が11万円〜など。また、同店限定でアリゲーターをぜいたくに用いたアイテムも扱う他、レザーグッズとバッグのパターンオーダーを常時受け付ける。

 同ブランドは1945年、馬具職人のカミーユ・フォルネがフランス・ピカルディ地方で設立した。創業当時から制作していた時計のベルトが高級時計メーカーの間で評判になり、80年以降は数多くのメーカーに供給。90年代後半にはレザーグッズやバッグを制作するアトリエを開設し、2007年に初のバッグを発表した。現在はピカルディ地方とブルターニュ地方に自社工場を構え、200人以上の職人が全てのアイテムを生み出している。

 日本では92年に日本法人のカミーユ・フォルネ ジャポンを設立。これまでは百貨店のメンズ売り場でコーナー展開しており、現在は伊勢丹新宿店メンズ館や阪急メンズ大阪、そごう横浜店、イセタン羽田ストアなど9店にコーナーを構えている。

藪野淳

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