ファッション

日本代表はMIYAVI 「ピアジェ」が新作時計のアイコンに世界の「ゲーム・チェンジャー」を起用

 「ピアジェ(PIAGET)」は7月14、15の両日(現地時間)、ニューヨークでメンズの新作時計"ピアジェ ポロ S"の発表イベントを開催した。この時計は、ブランドにとって久しぶりのステンレス時計。127万5000円の3針から170万円のクロノグラフまで、ケースに18金を使用しエントリープライスを200万円台後半〜300万円台に設定している従来品に比べると大幅に手ごろな価格が特徴だ。両日のイベントでフィリップ・レオポルド・メッツガー最高経営責任者(CEO)は、「新しい商品で、新たな顧客層を開拓する。素晴らしい商品を、アクセシブルな価格で提供したい」と強調。30代後半から40代の男性という、新たな顧客層の開拓という挑戦をスタートする。

 ゴールドケースの時計を作り続けてきた「慣習」を打ち破り、新たな「挑戦」を楽しむ「ピアジェ」に重ね合わせ、ブランドは今回、インターナショナル・ブランドアンバサダーの俳優ライアン・レイノルズのほか新たに8人、既存のルールにとらわれず、新境地を開拓する男性をアンバサダーとして選出し、「ゲーム・チェンジャー」と名付けた。日本代表の「ゲーム・チェンジャー」は、ギタリスト兼音楽プロデューサーで、最近はアンジェリーナ・ジョリーが監督した映画「不屈の男 アンブロークン」で俳優業にも挑戦したMIYAVI。彼は「17歳の上京、27歳の独立、そして32歳の海外進出」とこれまで3つの大きな挑戦をしてきたと話し、「新たなチャレンジは別れなどの"痛み"を伴うものだが、居心地の良いところに安住したくない。成長していこうという意志を持ち、自分で人生の流れを変えてきた」と自分の「挑戦」を回顧。自身同様変革に挑み「ゲーム・チェンジャー」をオファーした「ピアジェ」について、「リスクを負う覚悟を感じたから、今回の話を引き受けた。伝統をリスペクトすることは大事だが、固定概念にとらわれず、人の心を動かそうとしている姿は、自分自身に重なる。僕が『気持ちいい音楽』を作ろうとしているのと同じように、『ピアジェ』は『身につけたい』とエモーショナルに感じる時計を作ろうとしている。目に見えない感情を信じているところにも共感した」と話した。

 「ピアジェ」はMIYAVIのほか、ポロ選手で実業家のマルコム・ボーウィック、小説家のジョエル・ディケール、俳優兼歌手兼プロデューサーのフー・ゴー、テニス選手のダビド・ゴフィン、アーティストで実業家のムハンマド・スルタン・アル・ハブトゥール、俳優のマイケル・B・ジョーダン、シェフのジャン・フランソワ・ピエージェを「ゲーム・チェンジャー」に起用。変革を恐れない、25歳から40歳代の男性をアイコンに起用し、彼らのライフスタイルを通して新作時計のプロモーションを図る。

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