日本ロレアルのラグジュアリーヘアケアブランド「ケラスターゼ(KERASTASE)」は6月30日、ブランド誕生50周年を記念して、ヘアサロン・プレス関係者を招いて「ケラスターゼ 50th アニバーサリー」をセルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)で開催した。
当日は、ケラスターゼのクラウス・ファスベンダー社長が登壇し、これまで同ブランドを支えてきた、全国から集まった約1200人の美容師の来場者に感謝の意を述べた。続いて寺前敦司セレクティヴ事業部事業部長が登場。ケラスターゼの教育改革を推進していくこと、サロン専売品のメリットを守るため、非正規品の流通阻止にこれまで以上に注力することなど、今後の事業方針をプレゼンテーションした。
続いて、「スペシャルセミナー」として「人とホスピタリティ研究所」の髙野登・代表がステージに立ち、リッツ・カールトンの日本におけるマーケティング活動を行なってきた経験から、真の"おもてなし"についての持論を展開。その後、レティシア・ゲナウ=ロレアルアンバサダーアーティストが登場し、映像を巧みに用いたヘアショーを披露した。
休憩を挟み、第2部は立食形式の懇親会。アーティストの一青窈がスペシャルライブで「ハナミズキ」「もらい泣き」など自身の代表曲を披露し、会場を大いに盛り上げた。来場者たちは、50周年という節目を祝いつつ、積極的に互いの情報交換を行ない、盛況のまま会は終了した。
なお、同イベントは「WWDビューティ」とコラボレートし、会場にフォトブースを設け来場者を撮影。その写真が「WWDビューティ」の表紙になるというサービスを行なった。会場にいた柿本榮三カキモトアームズ会長、「ViVi」(講談社)スタイリストの知念美加子、モデルのIZUMIや田中里奈が参加するなど華やかなものとなった。